堀江貴文のブログで先日行われたEDMフェス
について記事が書かれていた。
これが私の周りの関係者の中では荒れた²。
まあ気持ちは分かります。
今回の状況を私なりに分析してみようと思います。
ホリエモンがULTRA JAPANにいく
このイベント色んな意味で話題でした。
知り合いの中には、これフェスじゃないじゃん。
音小さいし、みんな音楽聴いてないし。
誰でもいいんでしょ。という声があったのも事実です。
以下、ホリエモンのブログから引用
VIP席からはVVIP席が丸見えでそこにセレブ達が集まるので来年はVVIPに行こうというモチベーションが湧く仕組みなのだ。
一般席からもVVIP席を見上げる感じになっている。沢山の人達と握手することになった。
しかも飲み物代は別。このお金を使わせる仕組みが物凄く良く出来ている。
引用を終了します。
VIPが集まり見栄を張り合いながらお金を出させるシステムが
素晴らしい!と絶賛してます。
さらに
以下、ホリエモンのブログから引用
オープンにすることで見栄をはりたいセレブ層が高額チケットを購入し、高額なシャンパンをどんどん開けて
お金を使うことでフェス主催者側は収益を上げることができて有名DJを呼ぶことができ、高額ギャラを払うことが出来るわけだ。一般客もオープンなVVIPを見て、セレブに会うことができるという上手い循環を作れているという事なのだろう。
こういった仕組みを音楽フェスに限らず導入するのは必要なのではないだろうか。
引用を終了します。
こちらもお金がどう循環してるか。でここまで高額なのに
チケットが売れる仕組みを分かってる!
これを他にも応用して金儲けしたら?
てことが書かれてました。
音楽好き、EDMが好きな人の主張
次にこのイベントに行ってライブを楽しんだ人が
書いていた感想。
遂にアメリカから本物のラインナップをそろえた
ULTRA が日本に来た!世界規模で有名な
HARDWELL,Axwell Λ Ingrosso,afrojackなどが集結。
↓↓↓続きは後半で
<スポンサーリンク>
↓↓↓ここから本文です
セットも本国と遜色ないレベルで、本気のセッティングだった。
残念な事は近隣にマンションなどがあるため、音の規制が有り
正直フェスではあり得ないぐらい音が小さかった。
私の見解
この2つの意見はまず、視点が全く違っていて、
ホリエモンはビジネスのみを見て音楽は基本どうでも良い。
逆に
音楽好きからするとビジネスの視点は基本どうでも良い。
それに音楽的な視点がホリエモンにはなく、
ビジネスしか考えてない。
そりゃ音楽で感動したりする人はむかつきますわな。
見事真逆の理論で同じイベントを語っている両者なので
落としどころがありません。
ただし1つだけホリエモン的視点で正しいと思ったのは、
”こういった仕組みを音楽フェスに限らず導入するのは必要なのではないだろうか”
この視点はさすがと思った。世の中不況でお金がない!
と騒がれてる一方で、お金を持っている層も一定レベルいる。
そこをターゲットにする方がよりビジネスになる。
1万円のチケットを1000人に売っても1000万円。
100万のチケットを10人に売ったら1000万円。
と人数が1/100になっても同じ金額が成り立つです。
今後のウルトラおよびフェスでの視点
サマーソニックなどは少しここら辺を意識して
富裕層向けのサービスも取り入れ始めている。
海外では既にこの傾向が強くなってきており、
ステージの横に高額チケットを買った人は入れたり、
お風呂に入りながら見られる!
とかもう訳分からないレベルになってきてます。
そんな状態なので、今度は演奏するアーティストが
あんな奴らのために演奏を聴かせるためにライブをやってるんじゃない!
と文句が出たりしている。
今後は上手いバランスで富裕層も狙って運営、仕組みを考えて、
そのお金を使って、さらに人気のアーティストの確保をしていくのが
良いと感じる。
ちなみに私はあくまで泥んこでフェスを楽しんでるのが
好きなので、ホリエモンには同意出来ないです。。
ただし今後この視点が無いと
理想だけが一人歩きしてしまい、いつの間にか
人気の無いフェスになっていた。と言う事もあり得ます。
時代を見ながら様々な事を取り入れて、
成長したフェスがこれからは勝者となっていくと思います。
<スポンサーリンク>
この記事へのコメントはありません。