イノダコーヒー京都本店からビジネスを学ぶ

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いつも思いますが、京都の町並みはいいですね。

古い建物なんだけど、中に入るとお洒落な店だったり、
宿だったり、飲食店だったり。町と一体化していて
ごちゃごちゃ感が無い。きれいに町のコンセプトが統一されてます。


京都はそこまで頻繁には行けないので、頑張って
仕事開始の1時間前に京都が本店のイノダコーヒーに行ってきました。

老舗というのはさすがだなーと感じたので
今回はビジネス目線で色々解説していこうと思います。

老舗といえども潰れます

老舗というブランドだけではもう勝負できない世の中になってます。

室町時代1461年創業ー徳川家御用達の和菓子メーカー 駿河屋
創業1923年防虫剤、脱臭剤の白元

などが今年民事再生手続きを行いました。

最近思うのですが、伝統の上に今の時代感を取り入れてこそ
老舗はより強固なものになるのだと感じます。

で話を戻しまして、この時代感とマーケティング手法
などを上手く取り入れてるからこそ今回の
イノダコーヒーは今も人気があると思いました。

↓↓↓続きは後半で
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↓↓↓ここから本文です。

  1. 視点をずらす手法

さてまずメニューを見て感心しました。
多分昔ながらの喫茶店ならブレンドコーヒーで終わりです。
アラビアの真珠

それがアラビアの真珠!というネーミングで紹介。
これ同じ豆でもこのネーミングなだけで商品価値がアップします。

そしてまんまと乗っかってしまったのが
イノダ軽食
サンドイッチ。ちなみに紹介文は
当店のハムは、ドイツハム職人「カール・ブッチングハウス氏」の製法を引き継いだ、
茅ヶ崎の「ハム工房ジロー」にてイノダオリジナルのボンレスハムを作りご提供してます。

これ書いてあるだけで、この店でしか食べられない!
という希少性が出てます。でこれも思わず注文。

2.さりげない宣伝

全てのオーダーが出たあとに置かれた明細書の裏側に
書かれた宣伝。

IMG_0482

今飲んだこちらのコーヒーを家でも楽しめますよ!
こちらならお買い求めできますという嫌らしくない宣伝。

3.遊び心のある展示
イノダスプーン
世界各国のスプーンを展示。
イノダテーブル
テーブルがオリジナル。さらに店の名前が彫られてる。

4,居心地の良い空間作り
ここら辺は店の基本ですが、1組でも多く集客しようとして、
せまーい店があるのですが、そういう店はやはり居心地が悪い。
人と人の距離感は適度に無いと、話し声も聞こえてきて、落ち着きません。

5,安定した味
これがダメだと全て意味が無いのですが、
やはり安定しておいしいんです。
飲食関係は味が悪いと他が良くても全くダメなので、
ここは一番力を入れてもらいたいです。

以上まだまだあると思いますが、
今回1回来ただけでイノダコーヒーが人気の理由が凄く分かりました。

老舗に甘んじる事無く、お客を飽きさせない
演出、味、セールス、空間作りなどを研究して
今があるんです。

これをされたら新しいコーヒー店は太刀打ちできません。
ちなみにその場合どうすれば良いか?

これは同一直線上で戦わない。

全く別なコンセプトで視点をずらして戦う。
これがビジネスの基本です。

と有意義に1時間過ごしました。

ちなみにお持ち帰りコーヒーも買って
お会計がコーヒー店にもかかわらず2800円でした。

恐るべしイノダコーヒー。また行きまーす。
イノダコーヒー京都本店

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浅草のたかぼんです

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