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横山健のDVD-疾風勁草編-を見た。

横山健のDVD-疾風勁草編-を見た。

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KEN YOKOYAMA って知ってます？

Hi-STANDARDのギターで今はKEN BANDという自分がメインのバンドで
ボーカル兼ギターをやってるフロントマン。
さらにPIZA OF DEATHというレコードレーベルの社長。

私は彼が大好きです。今日DVDを見た。
2時間あるし、まとまった時間も
なかなか取れないから少しずつ見ようかと思ったが。。。

久しぶりだった。

ここまで感情移入して見続けられるのって。
最近じゃ滅多にそういうことは無いのに、
2時間ぶっ通しでみちゃった。。

明日まずいなー。。

バンドをやっている人なら誰もが憧れて、
誰もがうらやましがる状況に居る人。

みんな彼のポジションを目指して、バンドで上り詰めたいと思うし、
あんな風に行動出来たらな~と思う。

肩書きだけ見れば、成功者だし、楽しいんだろうな~。
と感じるだろう。でもそれだけでは無い

それ以上に誰よりも苦悩して、誰よりも考え、
誰よりも自分を突き詰めて、
そんな彼がより人間らしく思えた。

自分の信念を突き進む

一貫してるのは、自分の気持ちに嘘をつかない。

びっくりしたのは横浜スタジアムでAIR JAMという
イベントで35000人を集めてライブをやった直後のコメントだった。

ちなみにハイスタンダードでちょっと精神的に
これ以上できないとストップしたのが2000年。

その後ソロで自分がフロントに立ちバンドを始めた。
ただいつでもハイスタンダードを求められた。

そんな世間の要求と葛藤の中で
自分でKEN BANDを作り上げて、
彼なりに道を作ってきた。

いつも求められたハイスタンダード復活は
自分の中で落としどころが付かなく、
拒絶をしていた。

そんな中2011年3月11日　地震が起こった。

彼はいち早く寄付を集めて、震災で困っている人達のために、
ライブをやって、寄付をしていた。

少しでも勇気づけたかった。

自分の中で一番強力な手札は何か？

そう考えた時、一番強力な物。
それがハイスタンダードだった。

復活したら東北の人達に希望が与えられる！

まさか動かない時計の針が動いた！
あの311以降の娯楽は全て自粛の空気で、
夢も希望もなくなっていたあのとき、
にこのツイッターが流れた。

これを見ただけで当時目頭が熱くなった。

ちなみにAIRJAM2011 当日、私も会場に居た。

私自身ができる限りする事の１つに、
一番後ろの席からライブを見る事というのを心がけてる。
（もしくは一番後ろの人達の反応を観察する）

この光景をみれば、どれだけこのライブを
ファンが望んでいたかが分かるから。

で探したら当時の写真が出てきた！

ライブを見ていたが、一番後ろの席の人も、合唱していた。
そしてみんな泣きながら笑ってた。

これほどオーディエンスの熱量の高いライブは
今後無いんじゃないか？と感じるぐらいのライブだった。
みんな嬉しかった。あの伝説のグループのライブが
目の前で見られた事が。

成功者は誰よりも悩んでいた

はた目から見れば、全てを手に入れて、恵まれて、
楽しいんだろうな！うらやましい！と思ってしまうぐらい
の成功者の健さん。

ただこのDVDにはその裏側の映像が収録されていた。
熱狂のライブの後、彼は全然嬉しそうじゃなかった。
いやみんなが喜んでくれるのは嬉しいが、心の葛藤があった。
と語る。

今まで休止してからハイスタを封印してきた。
その後自分の kEN BANDを突き詰めた。
そして復活ライブをした。

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その時の感想が「11年間の積み重ねは何だったんだろうか。。
自分の突き詰めてきたバンドよりも、反応が大きく、
何万に、何十万人にも求められた。」
（こんな事を語っていたと思う）

分かっていた事が現実になった。
その苦悩は計り知れないだろう。

またハイスタをやった事により、
よりKEN BANDを感じる事が出来たと答えていた。